学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

2023-01-01から1年間の記事一覧

雑記

最近はトリプトファンのサプリを飲んでいるため、夜にちゃんと眠れる。 睡眠の一番の敵は不安であるため、日中にどれだけ充実した時間を送れるかが鍵となる。 今日も今日とて論文を読み、要約する。 論文を書くというのは慣れないので、問題の所在を書くだけ…

目的と学び

目的が定まってくると、やる気に火がついてくる。 ただしその目的は一度決まったら固定されるものではなく、都度問い直され、変わっていく可能性のあるものである。 文献を読み、自分で考え、人と対話しながらあっちに行ったりこっちに行ったり、少しずつ前…

与えられること

上からタスクが降ってきて、それを素早く質高く処理することに慣れると、いざタスクが降ってこなくなってきた時にどうすればいいのか分からなくなるのだろう。 さらに悪いと与えられないことに対して文句を言う。 与えられないと、選択に迫られる。 どれを選…

データに慣れる

最近またGoodnotesを使いまくっている。 以前までは印刷して紙でないと読めなかったものが、今はほとんど苦もなく読み続けられる。 これが慣れというものか。 データではなく紙媒体でないとダメなものはどんどん限られてくるのかも。 そうなるといよいよ自炊…

周り道?

論文を探し、読み、また探す。 あっちへ行ったりこっちへ行ったり。 まったくもって時間がかかる人間だこと。 この経験は現場に戻ってからリアルに伝えられるなぁ。

「良いブログとは毎日更新されるブログである」ということで今日も更新しようと自分を奮い立たせているのだが、如何せんかけるようなことがない。 書くことは自分自身に向き合う作業であるからして、書くことがないということは己の空虚さを突きつけられるよ…

全体リフレクション

本日は所属する領域のメンバーが一堂に会する全体リフレクション第2回目でした。 後期になって授業がめっきり減り、会うことも少なくなった人たちと会えて元気をもらえました。 自分たちチームの研究も形にしたいと強く思えました。 その後は懇親会でした。…

国語科学習デザイン論の授業で、萩原朔太郎「竹」を読んだ。 高校の教科書にも載っている詩なので知ってはいたが、なんだかよく分からない、扱いにくい詩だと感じていた。 しかし、今日の発表者の方が作ってくださったプリントの問いを考えるうちに、だんだ…

オンラインゼミ

オンラインゼミに参加してきました。 そこでの質問は大学のゼミでの質問とはまた違っていて、自分に刺さるものがいくつもありました。 自分の考えていることと関連している質問で、自分ではうまく言語化できそうもないところを言語化してくれている質問があ…

久々

久々の投稿。 最近は気分が落ち込むことが多く更新をサボっていた。 別に一人でずっといたわけでは無いのだが、それでも沈みがちであった。 そんな時は誰かと話すに限る。 話すことで、モヤモヤした何かに輪郭が与えられることもあれば、そのまま消えてしま…

住む土地

将来住む土地をどうするか。 何を基準に住む場所を決めればいいのだろうか。 その土地にどういう学校があるかは要素の一つになるように思う。

掛川

掛川に帰ってきたので夜は嫁さんと地元の焼き鳥屋へ。 この土地は結構気に入っている。 嫁さんの家族は結構知り合いが多く、顔馴染みの店もいくつかある。 これは自分にはないものなので、ありがたい。 地元への愛着は生まれ育ったかどうかも関係あるかもし…

発表終わり

今日は高生研で発表。 自分の考えていることを伝えるのは難しいということを改めて実感。 合わせて、理屈を言ってしまう自分にも気がついた。 伝えるには自分の力量も、成果も足りていない。 まずは結果を出すことだな。

言葉の輪郭

内田樹「言葉の生成について」(内田樹の研究室.2018.3.28)を読んでいると、「語義を曖昧なままにして話を始めて、こちらが話し、そちらが聴いているうちに、しだいに言葉の輪郭が整ってくる。合意形成というのは、そういうものです。」という文があった。 …

中学校

進路を考えるのであれば、中学校が最後の砦なんじゃないかと感じる。 そこまでで、どれだけ多様な生き方を示せるか。 前にも増して、中学校に興味が湧いてきた。 自分が中学生の時は、偏差値の高い高校に行くことしか考えていなかった。 当時は英語に興味が…

考え方

ようやく『学び合い』の考え方が腑に落ちてきた様に思う。 教師はそのことの意義や意味を示すことはできるが、強制したり禁止したりすることはできない。 教師はそのことを強制したり禁止することはできないが、意義や意味を示すことはできる。 例えば『』の…

とりあえず

高生研での発表スライドは完成したが、これでいいものなのか不安。 他にもやることはたくさんあるので、とりあえずこれぐらいにしておこう。

ずっと欲しかったものを手に入れている

先輩の授業を定期的に見続けることが出来て、共通言語で会話することができる。 ずっと欲しかったものを手に入れています。 ベースが共通しているから、比較することがよりしやすい。 自分ならどう見るか、感じるか、どう振る舞うかを考え、対話できる。 こ…

発表

高生研という会で縁あって発表させていただくことに。 自分は大したことを成し遂げていないので、何をしゃべったもんかなぁ、と思っていましたが、最近考えていることについて、参加者の方にも考えていただこうと考え中です。 テーマは「私が『学び合い』を…

生徒の会話

生徒の会話データを聞いてほのぼのとする。 その子にはその子なりの学び方があり、その子たちなりの関わり方がある。 生徒がどのような学びを展開しているのか。 音声データを聞くことによって詳らかにすることができる。 大変だけど、面白い。

データ取り

ビデオとボイスレコーダーでデータを取ることが始まった。 映像を見たり音声を聞く時際、その時その場所にいるかいないかでは全然違う。 そうなると自分の授業でデータを取るのが理想なのか。 はやく顔と名前と番号を一致させないと。

『20世紀少年』

ゼミの先輩に『20世紀少年』を借りて、昨日読み切りました。 浦沢直樹さんの作品は、『MASTERキートン』をちょろっと読んだぐらいです。 なんとも壮大なストーリーで、それでいて綺麗に終わっていきます。 少年時代の記憶を掘り起こしながら、「ともだち」が…

ブチギレている夢

昼寝をしたら夢を見ました。 夢の中で父と話しているのですが、なぜか僕はブチギレていました。 「質問に答えて!?ちゃんとコミュニケートして!?」とひ◯ゆきばりに煽っていたのは覚えています。 父は終始穏やかで、にこにこしていました。 質問してくるの…

ブルシットジョブ

論文をダウンロードし、Goodnotesに移す。 今日の半分はファイルのタイトルを参考引用文献のフォーマットに統一するというブルシットジョブに費やされた。 こういう無駄な単純作業ってなんか癖になるんだよなぁ。 課題が明確になってくると、精神も安定して…

先輩の語り口

支援校で先輩の授業に入る。 テストを返した後、アンケートを配り、主旨説明。 その語り口が印象的だった。 どちらかというと、軽い。 その軽さはおそらく自然体から来ているように思う。 語ろうとして語っているのではなく、普段から考えていることを普通に…

方向はオーセンティックリーダーシップか

論文を読みながら自分の方向性を探る。 オーセンティックリーダーシップを発揮することによる生徒への影響として、教師の信念と生徒が受け取っている教師観の一致率、学校観・授業観の変化、授業中の行動の変化など、色々と思いつきはする。 または、オーセ…

先輩と呑み

ゼミの先輩にお誘いいただき呑みにくりだす。 学校のこと、研究のこと、生きづらさのこと、最近興味があること、脱工業化のこと、地域のことなど、いろいろと話す。 どこにでもある店ではなく。「その人」がやっている店に行くこと。 それは商品を求めに行っ…

1ミリほど前進?

問答によって生き方を示すことはオーセンティックリーダーシップとなるか。 『学び合い』は「生き方」なんだという非常に抽象的な表現に戸惑っていましたが、オーセンティックリーダーシップという概念があることを思い出し、論文を漁るとそれっぽいのがある…

自己とは

自分とは、実体として客観的に存在しているのではなく、行為によって立ち上がる現象。 自分とは何かで苦しんでいる人には、仏教はおすすめかもしれない。 教室に置く本の候補が増えた。

『仏教入門』『「問い」から始まる仏教』

昨日は『仏教入門』を、今日は『「問い」から始まる仏教』を読んだ。 つぎは『「正法眼蔵」を読む』を読む。 全て南直哉さんという比叡山の僧侶の著作。 仏教は宗教だが、どう生きるかを問うてくる哲学でもある。 自分とは何か、生きることはなぜ苦しいのか…