学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

ゼミ

お客様

昨日からお客様がいらっしゃって、本日も西川先生に質問をされる。 お客様の質問と、西川先生の応答を聞いていると、普段はゼミで出ないような、しかし根幹となる大切な部分が詰まっている。 意識していなかったことを再度意識できる。 お客様が来て、一番勉…

何かしらの地域コミュニティ

何かしらの地域コミュニティを持つことができれば良い。 物理的な距離ではなく。 その可能性を最大限担保できるのが、学校教育の時間。 ということが、より腑に落ちた。 小学校中学校高校と、いまだに繋がっている人は数えてみれば一人か。 小学校のときの友…

ゼミ振り返り

「クラスの特定の誰かの問題を解決するために『』をやるのは間違いですよね?」 →「そう」 愛着障害の本を読んだら、一対一の関係を作らないといけないと書いてあった。キーパーソンが必要だと。どうすればよいか」 →「どうやってキーパーソンを決めるの?多…

問答の段階

ゼミの問答には段階があるように思う。 段階とは書きましたが、質問によってもその時々なのかもしれない。 このことは僕の感覚であり、また僕が最初に感じたことでもないものだと思います。 第一段階は一問一答。 単純に質問をして答えていただいて終わり。 …

ゼミ振り返り&上越『学び合い』の会

「本を読んではいるが、いわゆるお勉強タイプ。どうしたら…」 →「解決したい課題、つまり目的がないから」 「目的がない状態での読書って、効果は薄いですか?」 →「そう。それが結局お勉強になっちゃう」 「では目的を見つけるまでが大変ですかね…」 →「不…

ゼミ振り返り

「問答は誰にでもできるのか?」 →「生き方を伝えることはできる。個人は変えられなくても集団は変えることはできる。」 やはり、個人個人ではなく集団で考えるべき。そう考えると、やはり2割が変わっていることに着目する? 「基礎学力って必要?」 →「そ…

ゼミ振り返り

「職員間の不倫は集団の問題か」 →「広義では集団。狭義では本人。相手と別れるつもりがないのに不倫をするのはリスクマネジメントができていない」 つまりは、それを解決することが自分たちにとって得だと思えば、集団は解決しようとするのでしょう。 「教…

ゼミ振り返り

「ある本を読んでいて、『行為には有限性が必要』『完全な自由はありえない』とあったが、枠のようなものは必要か?」 子、曰く「我々は枠がなければ何事も認識できない」 「良い枠、悪い枠はあるのか?」 子、曰く「属する集団による。枠をどう捉えるか」 …