学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

先輩の語り口

支援校で先輩の授業に入る。

テストを返した後、アンケートを配り、主旨説明。

その語り口が印象的だった。

どちらかというと、軽い。

その軽さはおそらく自然体から来ているように思う。

語ろうとして語っているのではなく、普段から考えていることを普通に喋っている、そんな感覚だった。

 

語る内容と語る自分との間に隙間がないこと。

自分はその隙間を論理で埋めようとする癖がある。

どこまで身体化できるかは、普段からどれだけそれを考え、対話し、実感するかによるのだろう。

狭いつながりの中だけでは実感は伴わない。