学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

『20世紀少年』

ゼミの先輩に『20世紀少年』を借りて、昨日読み切りました。

浦沢直樹さんの作品は、『MASTERキートン』をちょろっと読んだぐらいです。

なんとも壮大なストーリーで、それでいて綺麗に終わっていきます。

少年時代の記憶を掘り起こしながら、「ともだち」が誰かを探っていく。

記憶を掘り起こすのがまたミソで、記憶には必ず過不足があり、それがどんどん修正され更新されていく展開が面白くてページをめくる手が止まりませんでした。

好きなシーンはサダキヨが関口先生から写真を貰うシーンです。