学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

方法の衝突

昨日の『学び合い』フォーラムでのこと。 学習規律(例えば〈机の上に出していいも〉のや〈筆箱の位置などの決まり〉)とどう向き合うかが話題になった時に、僕はチャットに「思想のない規律を盲目的に信じている人とどう関わっていけばいいか?」的なことを…

担任だろうが担任じゃなかろうが

先日同僚の先生と話していて、「来年度は内村先生にとって結構大事な年になるよね。」と言われた。どのような意味で大事なのかわからなかったので聞くと、「今年度のようなポジション(今年度は学年付き)のままなのか、来年度は担任を持つのか。これって今…

折り合いをつける

生徒には「多様な他者と折り合いをつけられるようになろう」と求める。 しかし、「折り合いをつける」ということは、言葉で言う以上に難しいのだ。 自分でさえできるか怪しいことを、生徒に求める。 今まではただ言っていただけだったが、これからは、難しさ…

学校に通う意味

通信制高校や通信教材が台頭してきている今、学校に通う意味とは何なのだろうか。学力を最上位の目標におくならば、学校は勝つことはできない。 学校が通信制高校や通信教材に勝る点は何か。それは、他者と関わらざるを得ない点ではないだろうか。他者との関…