学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「僕は別に気にしない」では不十分

今更ながら、「僕は別に気にしないけど」では、不十分だと気づいた。 もっと広い視点で考えなければならない。 それがどのように集団の文化を形作るかを考えなければ。 目指すべきものにどのようにつながるのか。あるいは阻害するのか。

準備・積み重ね

ある方が、「力不足ではなく、準備不足・積み重ね不足」ということを仰っていた。 本当にそうだよなぁ。 自分の準備不足・積み重ね不足を色々な場面で感じる。 物理的なものも、考え方も。 特に考え方は本当に大事。 それがないから、場当たり的になるのだ。

本音

自分は本音でしゃべることが苦手なのだと思う。 色々と考えすぎてしまうのもあるし、自分を守りたいのもあるのだろう。 どうにか弱い自分を変えたいのだが、なかなか変わらない。 ちょっとずつ、克服していくしかないのかしら。 とりあえず、ノートに書いて…

『私たちは どうつながっているのか』(増田直紀 著 中公新書 2007年4月27日初版)

『私たちは どうつながっているのか』を読んでいる。 まだ途中までしか読んでいないが、とても面白い。 特に「弱い紐帯」について考えさせられる。 「弱い紐帯」とは、「自分にとって有用な情報は、身近な人ではなく実はそれほど親しくはない知人によっても…

『やさしい文学レッスン「読み」を深める20の手法』(小林真大 著 雷鳥社 2021年9月10日初版)

『やさしい文学レッスン「読み」を深める20の手法』読了。 ミニレッスンに使えそうな本だった。 文学好きの高校生なら読めそうな難易度だったので、教室に置いてみるのもありか。 今まで文学理論の本はかなり読んできたので、サクサク読めた。 今一度、他の…

『アウトプット大全』(樺沢紫苑 著 サンクチュアリ出版 2018年8月3日初版発行)

『アウトプット大全』(樺沢紫苑 著 サンクチュアリ出版)によると、インプットとアウトプットの黄金比は3:7。 インプットの2倍近くアウトプットしなければ、身につかないのだそう。 自分自身を振り返ると、インプット過多だとつくづく感じる。 本は読めど…

岡田斗司夫さんの動画から

何かを考える。 何かを考えることを楽しむ。 そのためには何が必要か。 僕は、耐えることだと思う。 答えがすぐに得られないこと。答えを得たと思っても、またすぐに分からなくなること。 その苦しみに耐えることが、考えること、ひいては考えることを楽しむ…

環境を変える

自分は集中するまでに時間がかかる。その上、すぐに気が散って集中力が途切れてしまう。 今までは、自分の心が弱いからだと思っていた。 でもこれは精神論。 視点を変えて、集中するまでに時間がかかったり、すぐに気が散ってしまうのは、自分の心が弱いので…

書くことは

考えることは書くこと。 書くことは考えること。 最近ようやくこのことが腑に落ちたので、A4のノートに色々とメモしている。 頭の中だけでは、考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え、同じところを堂々巡りしてしまう。 あまりに効率が悪い。 考えがまとまっ…

愚痴。「得意」なわけではない

職員室での会話 A「ICT使って○○やったらどうでしょう。」 B「ああ、いいですねぇ。」 A「内村先生もICTお得意だし云々…」と聞こえてきた時に、無性にムカムカした。 僕は別にICTが得意なわけではない。 勤務校の人たちよりも、ちょっと興味があって授業やら…

生徒の疑問から

漢文「五十歩百歩」の授業にて。 この故事は、王様が自分の国の人口が増えないことに関して、その理由を孟子に尋ねたところ、孟子が譬え話を用いて答える話。 「孟子は譬え話を通して王様に何を伝えたかったのか?」という問いを考える中で、生徒がふと「な…

「長時間のグループワークはしないように」

「長時間のグループワークはしないように」というお達し。 「長時間」とは、具体的に何分を言うのか。 部活動では熱中症対策のため、マスクはしないで行うというよく分からん状況も相まってモヤモヤしている。 『』は方法論ではない、というけれども、分から…