学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

『学び合い』の会

今日は『学び合い』の会に参加した。 凄い方々の話を聞いたり、思っていることを話したり、あっという間の1時間半だった。 時間が足りない…。 あるとき考えまくってなんとか言語化したことも、時間が経つとスッと出てこなくなってしまう。 考えまくった結果…

百人一首を紹介する課題

本校では百人一首大会があるので、国語の授業で百人一首の練習をする。 ただ百人一首をやるだけではつまらないので、「お気に入りの和歌をクラスメートにパワーポイントを使って紹介する」という課題を出してみた。 生徒が課題に取り組む際の指針と、一応の…

反省点

今年度は色々と悩んでいる分、来年度の反省点や、次はこうしようかなということがたくさん出てきている。 反省点や、次へのアイデアが出るということは、それだけ考えられているということか。 昨年度よりも成長はしているのかもしれない。 自分一人でやろう…

折り合いをつける場面

今日は、体育祭での生徒会種目の出場選手を決める場面があった。 人数の少ないクラスなので、あーでもない、こーでもないと悩んでいた。 人間関係とはそういうものなのだろう。 自分も中高生の時は人間関係の渦の中で必死に泳いでいた。 今日は、折り合いを…

「死は傲慢に、人生を染めます。」

平野啓一郎『空白を満たしなさい』の一節。 「土屋サン、私の死が、私の罪の数々を帳消しにし、私の人生を全面的に肯定するなんてことがないように、あなたの死が、あなたの行った素晴らしいことをすべて台なしにして、あなたの人生を全否定するなんて、そん…

論語

『論語』を読んでいる。 自分に必要なことを得られる気がするから。 今までも何度か読んだことはあるが、最後までは読めていない。 じっくりと読もう。

イライラするとイライラする

私たちは外からの刺激に対して何かしらの反応をする。 笑顔で挨拶されるという刺激を受けると、「うれしいなぁ」という反応が起こる。 罵倒されるという刺激を受けると、「悲しいなぁ」という反応が起こる。 「イライラ」というのも反応である。 外からの何…

校内研修

先日校内研修を行いました。 テーマは「評価」。 夏休みに自分がオンラインで受講した内容をもとにしました。 なんとか無事に終わることができました。 本当に周りの方々のおかげです。 自分一人では、成し遂げることは難しい。 だからこそ、周りの人に頼ら…

人格を鍛えたい

人格を鍛えたい。 自分の弱点は、規範が内面化されていないところだと感じる。 最近はこのことをひしひしと感じる。

友人とひらめき

自分の考えを聞いてくれて、それに対して真摯にコメントをくれる人がいることはありがたい。 友人と話していて、自分の中でひらめきがあった。 こういう瞬間はたまらない。 明日へのモチベーションに繋がる。 自分一人ではモチベーションを保てなくても、誰…

久々に温泉

今日は久々に温泉に行ってきました。 サウナで汗を流し、サッパリしました。 硫黄風呂に入ったせいか、体がほんのり硫黄臭い…。(最後にちゃんとシャワー浴びたのだけれど) 今日はよく眠れそうです。

自信

「自信をつけるためには成功体験を」とよく聞く。 もちろん、成功したならば、それに伴う自信は得られるだろう。 しかし、失敗体験を積み重ねた先に得られる自信もあるのではないだろうか。 「失敗したからこそ」と言ってもいいかもしれない。 では、だから…

小説の文体

同僚の先生と小説の話をした。 小説の中にも、読んでいて、もうこれ以上は勘弁してくれと、読むのを断念するものがある。 内容が辛いとかではなく、文体が受け付けない。 僕の場合、何でもかんでも説明してしまうような小説はこの受け付けない。 逆に好きな…

国語教育

国語という科目は、他の科目に比べて教員の色が出やすいと思う。 教材を選ぶ段階で、教員の思想が入り込む。 ということは、生徒は簡単に見抜く。 ので、僕はオープンに言う。 まあこれが、国語が道徳教育と揶揄される所以。 なのだが、教師としてはやはり読…

構築される「私」

最近は少しずつ本音で話せるようになってきた。と思う。 この変化はいったい何なのだろうか。 自分でもよくわからない。 人間関係ができてきたからだろうか。 教室の「私」というのは数ある「私」の中の一人であって、この「私」は教室内の関係によって構築…

傷つくこと

先日お休みをいただいた時に、同僚の先生に授業の自習監督に行ってもらった。 今日、その時の様子を聞きながら、いろいろと話した。 その中で、自分の至らないところを指摘していただいた。 それは、自分でも「言われるだろうな」ということだった。 普段自…

広めるには

自分が信じる考えを広めるにはどうしたらいいのだろうか。 こんな書き方するとまるで布教活動のようだ。 結局のところ、その人が心からいいと思わないといけないのだよなぁ。 そこまでの力量は、自分にはない。 自分で自分がやりやすい環境を作りたいのだが…

これからの「評価」について考える

今日はzoomでの「トークライブ これからの『評価』を考える」に参加した。 「良い評価とは何か?(教員にとって、生徒にとって)」という問いから始まり、「『評価』と『評定』の違いは?」「そもそも『評価』とは何のため?」「『評価』を『評定』にする意…

諦めない

最近、「自分が諦めたら終わり」ということが分かったような気がする。 以前まではことあるごとに一喜一憂していた。 喜ぶ時はいいのだけれど、憂いている時はとことん落ち込む。 そんな時は退廃的な気持ちになっていた。 「諦めない」とは、うまくいこうが…

投票

投票に行ってきた。 西川先生の記事を読んで改めて投票に行かなければと思った。 www.jun24kawa.com 生徒にもこの記事に書いてあることを少し話した。 「どうせ行っても変わらない」と思っている人は多いと思う。 でも、行かないと結局損をする。

心は

テンションが高い時は意識して抑えるモードに切り替えるようにしている。 上がった後は、必ず下がるから。 心は上がっても下がっても疲れる。 水平に水平に。

担任の役得?

クラスの子が授業で作ったお菓子をくれた。 今日のお菓子はマドレーヌ的なもの。 市販のガツンとくる甘さではなく、食べているうちにじんわりと広がっていくような甘さ。 大人な味わい。 美味しかった。 実は以前にも別の子からお菓子をいただいておりまして…

コールタール

悩めば悩むほど、悩みはドロドロに煮詰まったコールタールの如し。 その状態までいくと、話す方も聞く方も「おおぅ」となってしまう。 理想は同じ職場に共通の話ができる人がいることだなぁ。本当に。 無い物ねだりに過ぎないのだけど。 今日もある方とお話…

う〜ん

本気で求めることができなくなってしまったとき、いったい自分はなんのためにやっているのかという疑問に苛まれる。 諦めてはいけないのに、半分諦めている。 今は、とりあえず個人的に話をしつつ、自分の思いを伝えている。

誰かに「話す」こと

誰かに話を聞いてもらう。 相手に伝えるためには、自分の中で考えていることを整理して言葉を選ぶ必要がある。 同じ言葉にするにしても、一人でノートに書くだけのと、誰かに伝えようとするのでは、全然違う。 誰かに話すと、自分にはない視点、気づいていな…

中津コーヒー豆!

届きました! 中津コーヒー豆! 高校生が販売しているコーヒー豆です! シールも付いていてうれしい! 美味しく飲みます!!

大人

結局人の成長はどれだけ内省できるかであって、その為には他者と対話することが欠かせない。 今の自分の行動は正しいのか。自分は何をしたいのかを問い続けるしかない。 前に紹介した南直哉さんの本の中に、「私は『悟り』の意味を、自分が生きていることの…

無力

今日はまあとにかく精神的にめちゃくちゃ疲れた。 こちらを完全拒否している人に対しては、やっぱり全く無力なんだなぁ。 それでも伝えるべきことは伝えなければならない。 久々に傷ついたかな。いままで傷つくことから逃げてきた分余計に。 これも成長の糧…

自己採点

同僚の先生と定期テストを自己採点することについて話した。 フィードバックで一番有効なのは、コメントのみである。 それならテストもコメントだけで返して、採点は生徒がやったらどうかとふと考えた。 その方が、自分がなぜ間違えたのか、より考えるのでは…

悩むと言うこと

『語る禅僧』(南直哉 著 ちくま文庫2010年11月10日第1刷)の一節。 真に信じる人間とはー悩みのなくなった人間ではない。また、悩むことをやめた人間でもない。悩むことを恐れず、そこから逃げない人間なのだ。問題を正面から引き受ける力を得た人間のこと…