学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

増田さん授業見学

 増田さんの授業を見学させていただきました。

2時間目は1年生数学の正負の数の加減。問答から始まり、授業者が軽く説明をしてから学習開始。正負の数の加減を概念的に理解するのは難しいらしく、色々と工夫しながら説明する姿が見られました。

 その中でも、ほぼほぼ時間中教えている子がいました。初めは式を書くところから。数分経って見てみると、今度は問題を解いている。確実に進んでいました。

 授業が終わった後にその子に「なんで教えるの?」と聞くと「平等って大事だと思うから」。なんで「平等が大事だと思うの?」と聞くと「うーん、なんとなく」。「平等」の内実までは聞けずじまい出したが、彼なりに何か理由があって選択した行動だったのでしょう。

 3時間目は2年生理科の実験。1年生とはまた違った雰囲気でした。

 授業者曰く「当初よりやってる」とのこと。見ていると、班をまたいでいる子がいて、どうやら実験を手伝っている様子。

 どちらの授業も、授業者の振る舞いは自然で、だからこそ子どもたちの様子は自然に感じました。自然だからこそ一貫した振る舞いができるのでしょう。