学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

集団文化を作れば良い

全ての子が、本を読むようになる必要はない。

全ての子が、自分の内面を見つめるようになる必要はない。

全ての子が、問題意識を持つ必要はない。

それができる人と、繋がることができれば良い。

やるならば、全ての子にそれをできるようにさせようとするのではなく、それをやるような子が生まれる集団文化を作ること。

一律に強制するのではなく、選択の余地があること。

現実に、公立高校があり、学習指導要領の縛りがあり、科目があり、授業がある。

その中で、どれだけ学びを解き放てるか。

どれだけ選択の余地を作れるか。

難しく考えすぎなのかしら。

 

今日のゼミで、子曰く、「読解力などそう簡単につかない(読解力の定義は置いておいて)。たくさんの本を読む中で培っていくもの」

本当にそう思う。

圧倒的に読む量が足りない。

読むには読もうとする気持ちが必要。

読もうとする気持ちは興味関心や自分の問題意識から発生する。

いかにそれが生まれる授業デザインをするか。