学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

感情を味わう

部屋に一人でいるとあれこれ考えて勝手に落ち込んでしまうので大学のゼミ室へブラリと。

誰かがいる空間ってのは思っていた以上に居心地がいい。

他愛もない話で笑えて、心がほんわかする。

僕が一番読書が捗るのは、周りに人がいて、かつ静かな空間なのかも。

 

自分はすぐに人と比べてしまう。

足るを知ることができていないということなのだろう、と頭ではわかっていても、心が勝手にそう反応してしまう。

そうなった時は自分の感情を否定するのではなく、味わうことにしている。

自分の感情を否定することは嘘である。

だって、そう感じてしまったのだから。

それを無かったことにはできない。

自分に嘘をつき続けるのは苦しい。

だから、自分の感情を味わうことにした。

自分はなぜそのように感じたのか、言語化に挑戦してみる。

ああかな?こうかな?とじっくりと。

これで綺麗にスッキリと解決するわけではないけれど、否定するよりははるかにマシ。