学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

EQ勉強会

今日はEQ勉強会に参加してきました。

感情について深掘りしていくと、自分の価値観にたどり着くことがわかりました。

西川先生は、「怒りを感じる時は自分の利害に関係している時だ」とおっしゃっていました。

そのことを意識するようになると、怒りだと思っていたものが、実は承認欲求だったり、虚栄心だったりすることが分かります。

自分の感情を見つめ直して言語化することで、感情に振り回されることが少なくなるように感じました。

 

思えば、大学生の頃は感情に振り回されていました。

上がったと思えば下がるの繰り返しで、何故そうなるのかもうまく言葉にできない。

自分で自分が分からなくなった時もありました。

 

教員になって本格的に本を読むようになってから(遅い!)、感情に振り回されることが年々少なくなっているように思います。

それは、語彙が増えたことでより解像度を上げて世界を見ることができるようになったからでしょうし、知識が増えたことで自分の価値基準が見えてきたからでしょう。

何が正しいのか分からなかった初任、二年目の時は、それこそさまざまな価値観や自分の感情に振り回されていました。

 

学ぶことは、自分をコントロールすることにも繋がるのだと、改めて思いました。