学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

哲学対話〜「感情」について〜

今日は哲学対話に参加した。

テーマは「感情」について。

感情は、外部からの刺激によって生まれる。

生まれた感情を、そのまま発露するか、発露させないのか。

思うに、自分の中にはもう1人の自分がいて、感情が生まれた時には、なぜその感情が生まれたのかを分析している。

その分析を経たうえで、その時の感情を発露するのかしないのかを相手や周りの状況を考えてある種戦略的に決めている。

だから、感情が生まれて、即その感情を発露することはあまりない。

昔はどちらかというとすぐに発露していたように思う。

これは成長したと言うことなのかそれとも…。

おそらく、感情に飲み込まれることに待ったをかけるようになったのだと思う。

 

とは言え、怒りを覚えた瞬間にそれが表出する時もあるし、気づいたら涙を流している時もある。

そういう時は、もう1人の自分よりも、感情的な自分が勝っている時なのだろう。

 

いつもそばにいるのに、実はあまり意識して考えたことのない自分の「感情」について、いろいろな人との対話を通して深めることができました。

やっぱり対話っていいなぁ。