学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

何を言うかではなく、誰が言うか。

なぜか以前投稿した文章が改めて投稿されていた。

謎である。

それはおいといて。

 

僕は理屈が好きなので、何かを相手に伝える時にも理屈を考えてしまう。

例えば、「なぜ、本を読んだ方がいいのか?」という質問が出た時に、それを理屈で通そうと考えてしまう。

 

今の時代、本の要約はネットで検索すれば大体出てくる。

YouTubeには要約動画もある。

では、わざわざ本そのものを読むのは何がいいのか?

僕はもちろん紙の本を読んだ方がいいと思う。

だけど、それが当たり前すぎて、改めて問われると「なんかそっちの方がいいから」ぐらいの答えしか思いつかない。

(あ、書きながら思いついたけど、やっぱり一次情報に当たるってのは大事ですよね。

要約って要約した人の解釈が少なからず入ってしまうから、やっぱり過不足があるんだよね。)

 

ということを西川先生に質問してみた。

得られた答えを自分なりにまとめると、「完璧な理屈で通そうとするよりも、『あいつが言ってるんなら、まあそうだよな』と思われる人になった方がいい」。

考えてみれば、そうですよね。