学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

佐賀『学び会い』公開授業

本日は佐賀は東与賀中学校に訪問して授業見学&ワークショップに参加。
全校をあげて『学び会い』に取り組んでいる学校の空気を感じ、改めてリーダーシップの凄さを感じる。

特に印象に残ったことを。
授業見学では道徳と数学理科合同と国語を見学。
道徳では、そういう人も許容する、でも孤独にしない集団を見て、柔らかいものを感じた。
授業を見学するときには、目の前の生徒と文脈を共有していない分、ボーッとただ見がちである。
だから問題意識を持って、できれば誰かと一緒に見ることの大切さも学んだ。
ワークショップでは算数の模擬授業を受け、子どもの気持ちになる。
自分は今回の課題でいうと、まずは一人でじっくり考えたいタイプだった。
だがそこはやはり時間との兼ね合い。
もう少し考えたいけど、時間内に達成するには誰かに頼るという手段を取らざるを得ない。
と書いているが、いや、全員達成のために自分で考えたい気持ちを抑えて人に聞いて満足するか?とふと思う。
だから、不本意ながら達成するために人に聞くという行動を取らざるを得なかったのであれば、次にどうすれば自分が満足する形で達成できるのかを考えれば良いということか。
先生に当てられてみんなの前で説明しなければならない時になって、頭をフル回転させ、考えながら喋った。
この時の私の「みんなの前で話す」という「課題」は難易度としてちょうど良かったのだろう。

会いたい人にも会えて、とても充実した一日であった。
東与賀中学校の皆様、ありがとうございました。