学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

充実した一日

午前はこども基本法学習会&トークセッション『こどもが学校を選び創る時代がやってくる!』に参加。

お話を聞きながら、学校には選択肢と、個業化からの脱却が必要だと感じる。

選択肢があれば苦しみに耐える必要はなくなる。

選択肢がたくさんあれば選択することが特別なことではなく普通なことになる。

個業化だからスターが生まれる。当たり外れという言葉が生まれる。

チームでやればみんなの成果になる。それぞれの良さを発揮しやすくなる。選択肢が生まれる。

公教育は泥舟だというが、公教育こそなんとかならんものか…と、もやもやと思う。

参加者には保護者の方もいて、切実な思いを訴えておられた。

公教育が変わるには時間がかかる。だから選択肢が増えて、アンテナの高い保護者がそちらを選択する。それによって公教育が気がつく。

この流れはすでにきている。

 

昼食はゼミOBの先輩と。

昔のこと、今のことを話す。

あと1年半はあっという間だろうな。

 

午後は北斎館へ。

まじまじと北斎の絵を見るのは初めて。

感想は…北斎めちゃめちゃ絵が上手い!

書き込みの量も凄まじいものがある。そして一人ひとりが生き生きとしている。

摺物(版画)が主に特集されていたが、細かい技巧に息を呑む。

色をつけずに跡だけつけた表現をしたり、金銀をあしらったり。

思い立ってふらっと行くのもありだね。