学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

FURU☆LABO「てつがくってなんだろう?」振り返り

今日はfacebookグループ「FURU☆LABO」にて、坂内智之さんの「てつがくってなんだろう?」を聞きました。

振り返りです。

 

「わかる・できる」を大事にするのと同じぐらい、「わからない・できない」を大事にする。

「わかる・できる」ためには、前提として「できる・できない」が存在する。表裏一体。どちらも持ち合わせていることに気がつくことが大事。

そもそも、「わかる・できる」ことをやる必要はない。「わからない・できない」ことをこそやる必要がある。

大きな「わからない・できない」があるからこそ、大きな「わかる・できる」が生まれる。

 

課題のレベルを下げて「君もできたね!」と言っている状態というのは、ブランコを教師の力で前に押して固定している状態。

この状態は教師にとってめちゃめちゃキツいし、教師が手を離した瞬間にブランコは後ろに下がる。

「わからない・できない」ことを楽しむ姿勢(教師も子どもも)が大事。