学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

足りない

西川研究室の「関わりを持てない人に『関わろう』というのはダメか?」という動画を見て、「なるほどなぁ、そうだよなぁ」と思う。

院生さんが、僕が今悩んでいることを的確に言語化してくれている。

 

僕が担当している集団の中に、「全員達成を本気で目指していないよなぁ」と思う集団がある。

自分のグループ内では関わるが、それ以外となると関わらない。

だから、グループ内で分からなくなると、そこで詰む。

問題なのは、自分たちが困っているのにも関わらず、他の人に助けを求めないこと。結果として課題を達成できないこと。

また、周りの人間も、困っている人を気にせずに、その人たちが課題を達成しなくてもそれでよしとしていること。

そして、困っていても、助けを求めることより、他者と関わらずに課題が達成されないままでいることを優先させてしまうような集団であること。

 

今日の授業は小細工を弄してしまったな。関わることそれ自体を目的としまったきらいがある。

 

どうしたらいいのかなぁ。

僕に足りないもの。うーん、ありすぎる。