学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

臨床教科教育学会

人生初の学会発表をしました。

今日に向けてグーっと集中した感覚は久しぶり、いや、もしかしたら初めての感覚かもしれません。

ほぼ毎日ゼミ生や先輩と対話を繰り返したことは、大きな財産となりました。

 

研究という探究的な学びを行ってきたわけですが、自分が打ち込めるようなテーマを決めるまでがとても苦しかった。

毎日見えない不安が傍にいるような。

我がゼミではとやかく言われません。

自分がやりたいと思ったことをやればいい。

だからこそ、やりたいことが掴めない時が一番苦しかった。

 

とりあえずテーマが決まり、実践して、データが集まってからエンジンがブーストした感覚です。

やりながら研究とはどういうことかを学んでいったように思います。

だからこそ遠回りをしているように思いますが、やってる時はとても楽しかった。

 

まだまだ穴も課題も多い研究で、読まなければいけない論文もたくさんあります。

一方で、今後の展望といいますか、こうなっていったらもっといいなというものは浮かんでいます。

本当にまだ始まったばかり。

これで満足していられません。

もっと洗練させていきたい。

 

今日を迎えるまでに、自分一人だけだったら絶対に折れていたことを確信しています。

通じ合える志や考え方を持つ仲間がいたからこその成果です。

共にいてくれる仲間がいることに感謝。