学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

西野博之さん講演

今日は大学で西野博之さんの講演を聞いた。

西野さんは、神奈川県川崎市にある、認定NPO法人フリースペースたまりば、川崎ゆめパークの代表をされている方。

ゼミの先輩が企画してくださり、今回お話を聞けた。

それにしても、企画できる人はすごい。

 

西野さんの根底にあるのは、子どもを一人でも多く救いたいという思い。

「たかが不登校、されど不登校」。

学校に行けなくて、学校に行けない自分に苦しんでいる子どもたちの話を話してくださった。

話を聞きながら、自分が過去に関わってきた子どもたちの顔がちらついた。

自分はなんて恐ろしいことをしてきたんだと思う。

でもおそらく、自分は鈍感だから、未だに教員を続けているのだとも思う。

 

いわゆる「正しい」教員でありたいという呪縛。

ここから解き放たれるためには、やっぱり職員間の教育観の対話が必要だと思う。

一方で、集団では2割しか分からないというセオリー。

だから結局、職員室で政治をするしかない。

公立の教育を続けるなら。

 

夜はお茶研でそばパーティー

大泉さんになりかけるが、そこは許してつかぁさい。

先輩の授業検討のあり方を聞くことができて、より解像度が高まった。

しかし、やはり結局は人であるという結論が強化されたことにより、震えるのであった。