学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

情報に対する態度

情報を見極めるというか、サクッと検索して簡単に出てきた一見正しそうでわかりやすい情報を鵜呑みにしない力って、どうやって育つのか。

全員がこの力を持つ必要はないのは前提として。

思うに、自分の知りたい事を徹底して知ろうとした時に、実感できるのではないだろうか。

自分が本当に知りたければ、根気良く調べる。

その中で、分かったと思っていたことが分かっていないことに気がついたり、自分が望むような情報が簡単には出てこなかったりする経験を得る。

そうすれば、情報というものは簡単に検索で手に入るけど、実は信憑性については留保が必要であることを学ぶ。

学ぶべきは、情報そのものではなく、情報の得方や情報に対する態度。

 

往々にして、適当に調べて「はい終わり」にするのはやらされる調べ学習や探究。

まずは自分の興味から出発しないと。

自分で課題を決めない探究って、効果半減だよなぁとおもう。