学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

『第4の波』

『第4の波』を読みました。

が、恐らく半分も理解できていないように思います。

それでも珍しく、かなりのハイペースで集中して読み切りました。

読んでいると、初めは暗くなってきます。

「もう日本はオワコンじゃ。どうしたら良いのだ…」と。

後半にかけてそれが軽減されたように思います。

なんでだっけ?

もう一度読み直さなきゃ。

ま、これがこの本の構成の上手いところなんでしょうかね。

 

分からない単語や図表がかなりあったにも関わらず、一応一通り「読めた」のは、著者の文章の分かりやすさと、僕の既有知識が少しはあったからなのでしょう。

だから、既有知識に無いものは読んでいるけど読めていない。

結局のところ、本を読むとはそういうこと。

興味のある部分は読めるし、興味のない部分は読んでいるけど読めない。

では、一律に同じ文章を数時間かけて全員で読む意義は何か?