学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

「「主体的・対話的で深い学び」を実現するワークシート」とは?

今日の授業にて。

「「主体的・対話的で深い学び」を実現するワークシートに必要な要素は何か」を班で考え、10のポイントにまとめる課題。

課題の流れは次の3つ

  1. 前回の授業で良いワークシートの特徴について書いた付箋を班でグルーピングする。
  2. 10のポイントにまとめる
  3. 10のポイントから「「主体的・対話的で深い学び」を実現するワークシートに必要な要素」を表す短文をつくる。

我々の班では次のポイントにまとまった。

  1. ユニバーサルデザイン(フォント等)
  2. 監理のしやすさ(日付、ナンバー等)←後で見返す際に必要
  3. 考える方針(写真、図、ヒント)
  4. レイアウト(どこに何を記述すれば良いかが明確)
  5. 明確な目標
  6. アウトプット(文章化、他者に説明等pがある
  7. 生徒が判断できる評価基準
  8. 答えが一つに決まらない課題
  9. 協働を生み出すしくみ
  10. 思考する過程で知識を学ぶデザイン

MECEじゃないかもしれませんが、お許しを。

最終的に短文を作る際、どう表現しようかな〜と考えていた。

「「目標と学習と評価の一体化」かな〜。でもそれだとありきたりだなぁ〜」なんて考えていると、ストレート院生の子が、「結果ではなく過程」と言ってくれた。

それを聞いた瞬間「おおっ!」となった。

協働って、自分にはない発想が出てくるからおもしろい。

 

僕が作っていたワークシートは、答えが一つに決まるものばかりだった。

これだとやっぱり飽きちゃうよなぁ、協働のしがいが減るよなぁ、と今日の授業を通して感じたのでした。