学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

改善してくる!

授業の最後に語ったアドバイスを受けて、次の時間に改善してくる姿が見られる。

この前は、授業中に「この言葉ってどういう意味?」「これってなんて読むの?」という声が聞こえてきた。

クラスメートに聞いて解決するなら問題ないのだけど、そうでない時はやっぱり困っている。

「往々にして言葉がわからないことが多いと思うから、辞書はあったほうがいいんじゃない?」というと、次の時間には辞書をちゃんと持ってきていた。

必要感を持って辞書を持ってきたんだなぁと、うれしくなる。

 

国語表現では、「主語述語の乱れ」「副詞の呼応の乱れ」「話し言葉と書き言葉の違い」「敬語の使い方」等を勉強する。

ぶっちゃけいうと、言語感覚の問題でもあるので、知らなきゃできない問題でもある。

ということもあるのか、課題を達成した人が多くなると暇を持て余しがちになる。

ワークシートに載っている以外の「主語述語の乱れ」「副詞の呼応の乱れ」「話し言葉と書き言葉の違い」「敬語の使い方」の例や、それが間違いである理由を調べると、より勉強になると思うよと語ったけど、どうだろうか。