学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

静岡『学び合い』の会

静岡『学び合い』の会に行ってきました。

探究的な学びに興味があるのですが、そのイメージが少し見えました。

大事なことは、目標と評価と学習の一体化。

なんら、特別なことではありません。

でも、それに一本筋を通せるかどうか。

教師の資質の一つに、評価基準を作れるかというのがあるように思います。

 

今まで授業をやっていて苦しかったのは、一つの正解に全員を辿り着かせようとしていたからなのかと思いました。

例えば、文章の正確な読み、みたいな。

一つの正解に辿り着こうとするのではなく、それぞれの答えを持ち寄って高め合う。

そんな授業をしてみたいなぁと感じました。

ペーパーテストで測れるものなんてたかが知れている。

それをみんなで追い求めて、果たして協働する価値をどれだけ感じられるだろう。

大事なのは、正確に読み取ったことを証明するよりも、自分なりに読み取ったことを他者に伝えられることではないだろうか。

そこをきちんと押さえた授業をデザインしたい。

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