学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

本日の振り返り

学習者の学習に一番影響があるのは「教師」である。

どの学校に通うかではなく、どの教師に学ぶかが重要。

教師が心得ておかなければいけないのは、生徒に期待すること、生徒は誰しも成長するという「成長マインドセット」であること、生徒に適切にフィードバックすることである。

これらは単なるノウハウではなく、教師の考え方に基づいている。考え方があって方法がついてくる。

教師の影響力は、教師と学習者の関係、教師の明瞭さに大きく影響を受ける。

習熟度別指導は効果がない。

教師と学習者の関係性で大事なのは、ただ学習者中心ではだめ、枠を設定するということ。

教育効果の高い教師の要素の一つに、「共感的態度」がある。自分を振り返ってみると、個に対する共感的態度はそれほど出していなかったように思う。生徒は自分の話を聞いて欲しくて仕方がない。一人ならまだしも、全員に個別に共感的態度をとるのは難しかった。

というより、子供の立場に立って考えるということなのかもしれない。自分にかけていた要素のような気がするので、学ぶべし。

指導力の高い教師は、フィードバック上手、認め上手。そのためには、生徒をきちんとみる必要がある。また、意味のないコミュニケーションが大事。それらの積み重ねがあってこそ、自分の言葉が通るようになる。