学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

スポーツ大会

「楽しむ」ことは一つの力だと思う。

今は様々なコンテンツが溢れている。

それぞれが、消費者を必死に楽しませようとする。

コンテンツを消費する我々は、楽しませてもらうことが当たり前になりがちではないだろうか。

受け身の楽しみ方ばかりしていると、能動的に楽しむ力は衰えていく。

 

今日はスポーツ大会があった。

生憎の雨だったので室内ホールで行った。

生徒たちを見ていてすごいと思ったのは、一生懸命競技に参加し、楽しんでいること。

そして、誰一人として「だりぃ」「つまらない」などのネガティブな言葉を吐かなかったこと。

人を馬鹿にしなかったこと。

(自分が観測した範囲内ではあるが)

 

同じコンテンツであったとしても、受け止め方で楽しさは変わる。

コンテンツが楽しさを決めるのではない。

自分が(自分達が)楽しさを決める。

自分だけでは乗り気になれないとしても、誰かと一緒にやれば楽しく思えるのかも知れない。

 

ということは、楽しくなれる集団であったということでもあるのかな。

見ているこちらも楽しくなりました。

良い1日でした。