学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

楽しむ

今日は百人一首大会の後半戦がありました。

多くの生徒が楽しんで取り組んでいたように思います。

そして、中にはそうでない人もいました。

以前も書きましたが、楽しむことって一つの力なんじゃないかと思います。

楽しむためには能動的にならなければなりませんから。

自分があまり好きでないことを楽しむには、やはり誰かと一緒にやることが得策だと思います。

自分は楽しくなくても、それを楽しんでいる人と一緒にやればなんとなく楽しいですから。

僕はサッカーが嫌いですが(ドリブルしているといつの間にかマラソンしている)、それでも教員サッカーはそれなりに楽しめました。

それはサッカー自体を好きになったのではなく、同僚の先生とやることが楽しかったからでしょう。

だから、自分があまり好きでないこともそこそこ楽しむためには、それを楽しんでやる誰かとの繋がりを持つ、あるいはその場で構築できることが必要です。

つまり、多様な繋がりを持っている、あるいは構築できる人は、それだけ多くのことを楽しむことができるでしょう。

 

今日楽しめなかった人も、それを楽しむ人との繋がりを持っておく、あるいはその場で繋がりを構築できる力をもつ、あるいはその場で誰かと繋げてくれる人と繋がっておくことで楽しめたかもしれません。

こういう行事に向けて、普段の授業から関係を構築する練習をしておく必要を改めて感じました。