学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

学習過程可視化法

「学習過程可視化法」という授業分析法がある。

授業を見る際に、1人の学習者に1人の見学者が張り付き、その生徒の発言や記述などを見取り、記録していく方法だ。

 

その事について先生方と話していた時に、ある先生が「以前この方法を用いて授業検討会をしたときに、生徒が最初と最後で変化しているかいないかを見た。最初わからなかった子は、周りの人に聞いて最終的に分かるようになったから変化したって事で良かったんだけど、最初から分かっている子は変化していないってことで、これは良いのか悪いのかって話になったんだよね。」とおっしゃった。

結局、目標が達成されたのかされていないのかを一番初めに共有できていなかったのだろう。

 

「目標と学習と評価の一体化」は本当に大事。