学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

停滞気味

 課題が簡単すぎたからか、上位層が手を抜いているように思える。もちろん最後まで頑張っている子達も多くいる。

 今は「山月記」を読んでいるが、頑張っている子達からは「何で李徴って虎になったんだろうね。ライオンとかウサギじゃダメだったのかな?」「中国だからじゃない?」という会話が聞こえてきた。「中国における虎」をコンテクストとして織り込んで、「なぜ、李徴は他の動物ではなく、『虎』になったのか」という問いを投げかけてみると面白いかもしれない。

 最後まで関係ないことをしている子もいたなぁ。2割に向けて声かけをしているつもりだけど、なかなか改善はしない。もっとはっきり言ったほうが良いのだろうか。