学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

Zoomミニ校内研修

 今日はZoomのミニ校内研修を行った。校長先生はじめ、先生方が有志で来てくださった。有料アカウントをまだ申し込んでないのでブレイクアウトセッションとかはできなかったが、「Zoomを使うとこんなことができて便利だよ!」ぐらいは伝えられたと思う。途中からもわらわら集まってきてくれて楽しくできました。先生方、ありがとうございました!

 

 実際に体験してもらって出た意見

 オンライン会話は誰かが話すと誰かは黙らなければならない。そうなると教室のような双方向の対話は再現できにくくなる。結局教師だけが喋る一方通行的な会話になってしまうのではないか。だったらリアルタイムで授業する意味があまり感じられない。それこそ動画でいい。

 

 これはもっともだと思う。仮に生徒が30人いたとして、1人が喋ると他の29人は黙っていなければならない。これは生徒にとってかなりのストレスになると思う。そして授業を少し進めるたびに湧き出る生徒の様々な疑問。声に出さずにチャットに書いてもらったとしても、教師1人で湧き出る30人分の疑問を処理できるわけがない。そうかといって動画を配信し、Zoomの授業で質問を受け付けるだけにするとする。それにしても30人分の疑問がある。教師1人では処理できない。

 研修後の雑談の感触だと先生方の中に「Zoomは確かに便利だけど、授業は無理だよね。」という感じを見て取れた。そりゃ今までの授業スタイルをそのままやろうとしたらそうだ。だからといって大多数の人は今までの授業スタイルをすぐには変えられない。結果として「Zoomでの授業はやめましょう。」となるかもしれない。そうなったらどうしましょ。僕だけ「Zoomで授業します!」と言えるだろうか。うーん。