学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

学級経営の授業

今日の学級経営の授業にて。

学級経営には理論が無い。だから先輩から教わるしか無い。

名人芸を見に行ったとしても「凄さ」を突きつけられて終わる。そしてその名人芸はその人だからできることであって汎用性がない。

学習サークルに参加したとしても、検証がないからなんとなく学んだ気になって終わる。

こんなことをまず教わりました。

たしかに学部時代に教職の授業で学級経営について学んだ覚えはないし、初任者研修での学級経営の研修はそれはそれはひどいものだった。

学級「経営」なのだから、経営学の知識はやっぱり役に立つんじゃないかな。

ドラッカーの『非営利組織の経営』ぐらいしか読んでいないけど。

この授業では学級経営についてどんなことを理論的に学べるか楽しみ。

 

授業を受ける時も、ゼロから受けるのではなくて、何か自分の中に問題意識があって受けると頭に入ってきかたが全然違う。

その意味で、この年で大学院に行けたことは本当にいいタイミングだったのだと思う。

学部を卒業した後にモラトリアムのために安易に大学院に行かなくてよかった(まあ行こうと思っても受からなかっただろうが)。