安心できる場は、自分たちで作るしかない。
誰かがお膳立てしてくれて、自分はそれを享受するだけというわけにはいかない。
一人一人の普段の言動や振る舞いが、その場を構成する。
人は環境に依存している。
ある場では喋れない人も、違う場になれば喋れることはよくある。
喋れない人の能力ではなく、環境の問題であることがある。
他の人が喋りやすいような環境を意識することは、結局のところ自分が喋りやすい環境をつくることにつながる。
他の人が喋りにくそうにしていたら、今の環境はどうなのかを考えてみることも必要なのではないか。
誰かが助けられている環境は、自分にとっても助けてもらえる環境であること。
誰かが排斥されている環境は、自分にとっても排斥される可能性がある環境であること。
環境を構成する一人ひとりが、それを考える必要がある。