学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

今の人間関係も断ち切らないほうがいいよ。

僕はこれまで、人間関係を断ち切って生きてきました。

人間関係を作るのが下手くそだったからです。

だから、地元に帰っても「久々に会おうぜ!」と言える仲の友達はいません(一人、働き始めてから偶然出会って仲良くなった人がいますが)。

もしかしたら、連絡すれば会うことはできるかもしれないけど、果たして連絡帳に記載された連絡先は当時のままなのか…。

十中八九変わっていますね。

 

高校生の時は、「人間関係で失敗したら、新しい土地でリセットして、次はうまくやろう」という思考でした。

結局新しい場所でも、大なり小なり失敗はするのです。

 

今になって、地元に帰る用事がある時、寂しさを感じます。

なにせ、地元に帰ってもすることがないのです。

実家で読書をしたり、一人で買い物に出かけたりするくらいです。

 

生徒には、「ゆるくてもいいから繋がりは持っておくように」とよく言います。

 

地元で気軽に飲める友達がいたらきっと楽しいでしょう。

新しく車を買うときに、車に詳しい友達がいれば助かるでしょう。

家をリフォームしたいときに、建築や内装関係で働いている友達がいれば助かるでしょう。

子育てで悩んだときに、相談できる友達がいればいくぶんか救われるでしょう。

親兄弟以外に、「〇〇で困ったらあいつに相談してみよう」と言える人がいれいるほどば、生きやすいんじゃないかな。