本を右手に、珈琲を左手に

高校国語科教員が何か書きます。

『ライティングの哲学』

『ライティングの哲学』には、「書くこと」の苦しみとどう向き合っていくかが書かれています。

音声入力もその一つで、とりあえずしゃべってみることは、書くことのハードルを下げてくれるものなんじゃないかなと思いました。

 

僕は読書が好きですけど、読んだ本についてあんまりアウトプットしない。

『アウトプット大全』にも書かれていたことだけど、読書量(インプット)よりも、アウトプット量を増やすことが大事ということはよく言われることです。

頭ではわかっていたけど、めんどくさがり屋の性格なのでサボっていました。

このめんどくささを乗り越えるための手段の一つとして、今回は音声入力を使用してみました。

本を読み返しながら、考えたことや気になったことなどをしゃべっていく。

そうするとどんな物が生まれるかの実験ですね。

 

というわけで、以下の文は、音声入力を利用して書いたものです。

 

今回はライティングの哲学を読んでます。

 僕自身やっぱり書く事はあまり得意じゃないので、今回この本を読んで何かヒントを得られたらと思っています。

 

この本読んでアウトライナーって言うものの存在に気付けたのが一つ収穫です。

アウトライナーは特に構造的な長文を執筆する際に有用なツールとされています。 (P.17)

今までブログを書くときは直接書き込んでいたので、アウトライナーを使ってからブログを書くというのもやってみたいと思いました。

 

Evernoteもちょっとこの本の中で出てたから、「もう一回使ってみようかなぁ」思い立ち、もう一度パソコンやスマホにアプリをインストールしてみました。

教材研究とかにEvernoteって使えるのかな。

使ってる人とかいたらどんなふうに使っているのか見てみたい気もする。

 

36ページの山内さんのWordを使うと発狂する話。

たとえば青土車の『現代思想』に寄稿することになったとすると、なぜか原稿そっちのけで『現代思想』誌面とほぼ同じフォーマットになるように見た目をいじり倒してしまうんですね。Wordだと。「なにやっとんのやろ?」とか思いながら(笑)。ですので、Wordに到達するのをできるだけ遅らせるのが僕の第一命題です。

わかるなぁ。

今、授業プリント作りにはWordを使っていますけれども、レイアウトとか、フォントとかもういじりまくってちゃって肝心の中身に入っていけないと言う癖が僕にもあって、だめですね。勉強しようと思ったら部屋を片付けちゃう系の人間です。

38ページの読書猿さんの言葉

制約がないとどれだけ苦しいかの証左ですね。

この言葉はなかなか深いですね。制約があることによって苦しくなくなると。安部公房の『鞄』を連想してしまいました。

60ページの

山内「あと、たぶんツイッターアウトライナーを使いだしてから一段落が短くなりましたね。」

瀬下「やっぱりそうなりますか⁉︎誰でも息が短くなるものなんですかね。」

いやこれは何か考えさせられる部分でしたね。

文章の息が短くなることと、思考の息が短くなることって何か関係があるんだろうかとふと考えました。

僕も以前ブログを書いているときはちゃんと行頭一字開けをして段落を作って文章書いていたんだけど、最近は何かめんどくさくなっちゃって、割と一行開けの形式で書くようになってしまっているんですけど、なんだか思考がぶつ切りになってしまっているような気がするんですよね。

だから一日一つのまとまったものをいろいろ考えて作っていると言う感覚は今はあんまりなくて、思いついたことをポンポンポンポン書いちゃってるって言うそういう感じ。まぁこの本ではそういう書き方っていうのもアリだよねって許容してくれてるところが救いなんじゃないかなと思います。それを「気散じ状態」と言うふうに表現してますね。

 

Work flowlyを使ったフリーライティングのような方法。

これは授業を作る時にも結構役にたつような気がして,「さぁ、授業作るぞ!」って言うふうに意気込んでかっちりと計画しようとすると僕はなかなかできなくて、どんどん先延ばしにする癖があるので、まずワークフローリーにいろいろ思いついたことでもいいから書いてなんとなく形にしていくって言う事は大事なのかなぁと思いました。

千葉さんは「書かないで書く」っていうフレーズを使ってるんだけど、僕にとってこれは「授業を作らずに作る」みたいなことなのかな。とにかく作業から始めるっていうことが一つ手かもしれない。

76ページの「もっと良くなるはず・・・「幼児性」と〆切」の章。何を諦めるかどこで諦めるかが大事って書いてあるけどこれは結構響きましたね。僕も授業作るときにはもっと良くなるはずってふうに思っていつまでも終わらないことがあって、それが一つの細かいところにばっかりこだわってるから結局なんか全体がまとまらないみたいなことがあったんで、とにかく何でもいいから一回全体を終わらしてみて、とりあえずそこで諦めてみるって言うのが一つ大事なのかもしれないですね。

 

 

とまぁ、こんな感じでしゃべって書いてみたけど、これはなかなか良い。

しゃべると意外とたくさんの言葉をしゃべっているのね。新たな発見。

ただ、一文は結構長くなってしまっている。おしゃべりだとあんまり違和感ないけど、書き言葉にしてみるとすごくよくわかりますね。