学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

余裕があること

新構想高校の話をしていて、「生徒にとって魅力のある学校にするのはもちろんだけど、教員にとっても魅力のある学校にしないといけないよね。」という意見が出た。

教師にとって魅力のある学校の要素は様々あるだろうが、その一つに「余裕がある」ということが挙げられるのではないだろうか。

 

先日、数人の先生方が集まってあるテーマについて話し合う「チーム研修」なるものに参加した。

その時のテーマは「アクティブ・ラーニング」。

それぞれが取り組んでいるアクティブ・ラーニングについて話し合った。

普段話さない方がどういうことを考えて授業作りをされているのかを知ることができて、とても有意義な時間だった。

チーム研修が終わった後に、「こういう時間を定期的にやりたいね。」という話になった。

月に1回か2回、希望者が集まって雑談する。

そんな会を定期的に開催できれば、それぞれが持っている知見を共有することができる。

とても魅力的なことだと思う。

 

だが、こういったことができるためには、教員に余裕がある必要があるのではないだろうか。

余裕がなく、ガチガチな中でこういった会を開催することは、それ自体が難しいだろうし、開催したとしてもなかなか人は集まらないのではないか。

定期的な開催ならなおさら。

 

なんてことをふと考えてみました。