学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

『学び合い』は疲れる

 本日の6限目現代文。目標は「全員が、語り手が山椒魚をどのような問題を持った存在として語っているかを説明することができる。」割と難しい課題だったように思う。

 授業が終わって生徒から出た言葉は「疲れた。」なぜ疲れたのか生徒に聞くと、「頭をフルに使ったから。」

 普通の授業に比べて、『学び合い』では生徒自身が考える時間が圧倒的に多い。生徒はまず自分が理解するために頭を使う。そして次に他の人に説明して分かってもらうために頭を使う。35〜40分は頭をフルに使う時間なのだ。

 課題が難しかったからか、今日は普段は喋らない人との関わりが見えた。これを機に人間関係を広めてほしい。

 生徒が授業が終わった時に疲れているかいないか。『学び合い』の一つのバロメーターか?