学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

『実証的教育研究の技法』西川 純 大学教育出版 1999年初版第1刷

 背伸びをして読んでみた。研究とはどのような営みなのか、教育を研究するとはどういうことなのか、具体的に書いてあって大変勉強になった。

 本書では、実証的研究の方法として量的研究のことが中心に書かれている。統計分析、尺度、危険率・有意水準など、高校1年生で数学に挫折した私にとっては1回で理解するのはなかなか難しい。何度も読み込もうと思う。

 

 今、本気で大学院に行くことを考えている。制度上、あと2年経たないと僕は休職できる権利が得られない。今のうちに勉強できることはしておきたい。焦らずに、じっくりと。

 大学院に行くにあたっての最大の問題は金である。僕は節約することを決めた。今まで「節約する」と言ってできた試しはないが、今回はマジだ。当人が本気にならなければ何事もできないのである。