学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

就労支援ボランティア コミュニケーションセミナー2日目

今日はコミュニケーションセミナー2日目。

振り返りを中心とした活動を行った。

それぞれが、事前セミナー、コミュニケーションセミナー1・2の3日間を振り返った後、学生さんと参加者さんがみんなの前で話をした。

学生さんが「自分のことを話そうとすると涙が出る」と言っていたことが印象に残った。

自分のことを相手に伝えようとすることは、大きなエネルギーが要るのだろう。

「優しくなるには勇気が必要」という言葉も印象的だった。

人に優しくしようとしても、見て見ぬふりをしてしまうことが多いから。

参加者さんが各々の気持ちを語っているのを聞いて、涙が出てしまった。

なぜだが、こちらが救われる気がした。不思議な感覚。

どちらが支援者で非支援者かは明確な矢印はない気がする。

助けることによって、その実助けられている。なのかもしれない。

学生さんや参加者さんの語りは、訥々と、しゃべることを通して考えているような語りだった。

そこには確かにパワーがあった。

理路整然としていないものに宿るパワーを感じた。