褒められるのが、嫌な時期があった。
たとえば何か手伝った時に、「偉いなぁ〜。」と言われる。
その時、「褒めないで欲しい。」と思った。
「じゃあどうしたらいい?」と冗談半分に聞かれたが、別に何も言って欲しくなかった。強いて言えば「ありがとう」で十分だった。
なぜ、そう思ったのか、当時はうまく分からなかった。今はなんとなく分かる。
別に褒められるためにやったわけではなかったのだ。
それが褒められると、次に同じ行動をしようとしても、「褒められるための」行動になってしまう。
周りに目があるならなおさらで、「あいつまた褒められるためにやってるよ笑」となるのではないかと、思ってしまう。
まあ、これは非常に個人的な穿った見方だろうが。