学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

「褒めないで」思った時期

褒められるのが、嫌な時期があった。

 

たとえば何か手伝った時に、「偉いなぁ〜。」と言われる。

その時、「褒めないで欲しい。」と思った。

「じゃあどうしたらいい?」と冗談半分に聞かれたが、別に何も言って欲しくなかった。強いて言えば「ありがとう」で十分だった。

なぜ、そう思ったのか、当時はうまく分からなかった。今はなんとなく分かる。

 

別に褒められるためにやったわけではなかったのだ。

それが褒められると、次に同じ行動をしようとしても、「褒められるための」行動になってしまう。

周りに目があるならなおさらで、「あいつまた褒められるためにやってるよ笑」となるのではないかと、思ってしまう。

 

まあ、これは非常に個人的な穿った見方だろうが。