学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

「先生は悪くない」と言ってくれた人には申し訳ないが

 文化祭の準備で特定の生徒に負担がいっている。これは、僕の責任。できるだけ手出しをしないことが、放任になってしまっていたのだろうか。楽観視しすぎていただろうか。

 手出しや口出しをしたくなかったのは、「僕の」文化祭ではなく、「生徒の」文化祭にしたかったから。このことを、はじめに言えば良かった。

 今日、準備で残っている生徒にこのことを話したら、「先生は悪くないですよ」と言ってくれた。がしかし、僕が「僕は悪くない」と思ったところで状況は改善しないだろう。

 明日、クラスで話そうと思っている。このままでは文化祭を笑顔で終えることはできないのではないかと。

 それぞれ用事があるのかもしれない。忙しいのかもしれない。でも、それぞれが折り合いをつけて、少しずつ分担すれば、特定の誰かに負担がいくことはない。