学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

上ではなく、前

 昨日、同僚の先生とその旦那さんと3人で呑んだ。同僚の先生が、僕が学校にオンライン環境を導入しようとしているのを見て、いかんせん心配だというので(心配な理由は後述)ICTに詳しい旦那さんに話を聞いてみてはどうかと提案してくれた。

 主にGoogle classroomについて色々と質問させていただいた。聞いてみると、導入前の地盤固めがめちゃめちゃ大変そうだった。

 「これは必要だ!」という思いのみで言い出し、あまり深く考えていなかった(本当に愚かな、そしてこれが同僚の先生が心配していた理由である)僕は腹を据えなければと思うのであった。天にまします我らが神よ。どうか愚かな私を許したまへ。アーメン。

 お話を聞くと、旦那さん含めすごい人たちばかりで自分が矮小なものに過ぎないとつくづく感じる(元からそんなことは分かりきったことであるが、余計に感じてしまうのだ)。

 このことについて以前父と話した時、父は「上には上がいると考えると、絶対に届かないと思って辛くなってしまう。だから上ではなく、前にいると考えてごらん。そうすれば、自分もその道をたどることができるよ。」と言っていた。

 この言葉にすがって、歩きます。