学而不思則罔、思而不学則殆。

高校国語科教員が何か書きます。

『書ける人になる! 魂の文章術』

『書ける人になる!』という本を読んで、とりあえず書いている。

この本は文章を書けるようになりたいと思って以前Kindleで買って読んだが、僕はやっぱり紙の本でないとだめな性分なので、買い直した。

「第一の思考」という章に、毎日時間を決めてとにかく書く、訂正しない、編集しない、自分の頭の中の編集者批評家に邪魔されない、ということが書いてあった。

とりあえずだから書いている。

書くときに紙のノートに書くかタイプするか迷ったが、一旦迷い始めるとぐるぐると考えてしまって一向に行動できない人間なので、とりあえずパソコンでタイプする方を選択して今書いている(打っている)。

パソコンで書き散らすときにはキーボードを押すが、この行為が割と考える時間になってしまっている気がする。

手で書く時にはあまり気にならないことが気になってしまう。

特にミスタイプには敏感になってしまうし、ミスタイプしたときにはバックスペースで自然と訂正してしまているから、修正しないルールにはある意味で違反している気がする。

けどまあ書かないよりはマシかと思ってやっている。

ここまでで5分間。今日は5分書くつもりでやり始めたら、意外と短かった。ただ、この作業は息を止めてやる短距離走のようなイメージなので、これをやり続けたからといって、何が生まれるのだろうという気がある。でもまあ、文章修行だし、ずべこべ言わずにやってみるか。守破離が大事なのだ。